2014年2月 寺山心一翁 月の言葉 | 寺山心一翁のガン治しの方法は、ガンに愛を送ること、意識を高めること。

寺山心一翁 月の言葉

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2014年2月の言葉―巨星逝く

1月19日船井幸雄先生がお亡くなりになった。
2月14日のお別れの会に参列しました。
船井先生には25年以上もの長きにわたりお世話になりましたので、様々な記憶が思い起こされました。
1987年9月に日本ホリスティック医学協会が設立され、設立メンバーに私も加わりました。船井先生は日本ホリスティック医学協会が編集した『ホリスティック医学入門』を読んでくださって、日本ホリスティック医学協会の存在を世に知らせてくれた方の一人となってくださいました。その後、その中に書いた私の文章に目をとめてくれて、色々なところで私のことを紹介してくださいました。
ご著書に私のことを書いてくださり、また、船井幸雄オープンワールド、人間クラブ大会、ザ・フナイなど、様々にかかわらせてくださいました。
数えきれないほど、お世話になりました。
初めてお会いした時、私の方が長く生きることになるとは、思いもしませんでした。私はまだ、ガンの患者でした。
心からこれまでのご厚情に感謝して、ご冥福をお祈りしました。

8日、大雪が東京を襲いました。夕方近くになって、さらにひどく降り続きました。
この日の夜、医師の長堀優先生の著書『見えない世界の科学が医療を変える―がんの神様ありがとう 』の出版記念会がありました。私は毎日唱えている宮澤賢治の詩の中にある「雪にも負けず」の精神で、山靴を履いてオフィスを出ました。
ところが阿佐ヶ谷駅のプラットホームに上がったところで、雪で滑ってスッテンコロリと腰をついてしまいました。山であれば滑落です。峰から谷に墜落した状況です。
そのとき、背中のリックに入れていたカメラをホームに叩きつけたような状態にしてしまいました。電車に乗ってからカメラの状態を見てみますと、自動焦点機能が全く動かなくなってしまっていました。

2014年2月の言葉

当日、私のカメラで写した写真は、固定焦点のため、多くの写真がピンぼけでした。
さて、その晩の長堀先生の出版記念会に集まることができたのは、20名ほどで少なかったのですが、大雪の降る中を駆けつけてこられた熱意の方々の集まりとなりましたので、異様なくらい熱気が感じられました。


2014年2月の言葉

長堀先生の記念講演は、愛ある医療を目指されている先生らしいお話しが続き、見えない世界や神道とのシンクロニシティの話もされておられました。大いに楽しい時間でした。
20日に丸の内朝飯会で久しぶりに話をしました。


丸の内朝飯会が発足して50年、フィンドホーンも51年が経過しました。どちらも50年という年月の中で色々なことが集積して、現在が出来上がってきました。
この50年の間に、フィンドホーン共同体は財団となり、地球環境の変化に対処しながら国連に様々な提案をし続けています。年間1万4千人の人々はカンファレンスやワークショップのためにここを訪れており、日本人の訪問者数は全体の3位になっています。
話の中でフィンドホーンのもっとも大切なことについて触れてみました。私にとってフィンドホーンは、ここを訪ねたことから無条件の愛を体験することができ、本当の自分に出会って内側から変容し、生まれた時の無邪気さを取り戻すことができたことを話しました。
この朝は30名近い方々が集まりフィンドホーンについての話に耳を傾けてくれました。

23日には、我がオフィス初の、フィンドホーンのお話し会を国立の月船で行いました。
初の試みながら、フィンドホーンに興味のある方が遠方からも15名くらい聞きにきてくれました。実はこのお話し会、当初にたてた計画では、大雪となった8日に予定していたものでした。結果として雪が降りましたので、延期して良かったのでしょう。
昨年の秋から年が変わっても、1月、2月と奇妙なほど予定が狂う、落ち着かない日々が続く、我がオフィスでした。


(署名)愛 心