2012年5月 寺山心一翁 月の言葉 | 寺山心一翁のガン治しの方法は、ガンに愛を送ること、意識を高めること。

寺山心一翁 月の言葉

寺山心一翁 月の言葉

2012年5月の言葉

2012年5月の言葉

今年2回目のスマイルワークショップが大ブレイクして、私は大興奮でした。


この4月に剪定されて丸坊主のようになっていた阿佐ヶ谷の中杉通りのけやき並木は、5月になってぐんぐんと小枝を伸ばし、緑を増してきました。
すると、元気をました梢に小鳥が戻ってきて、日の出の前には、とても賑やかに囀るようになりました。

1日、ゴールデンウイークを前にして、皆さんが熱心に朝日カルチャーセンターに講座を聞きに来てくれました。
今回は、第2回、「心と精神のレベル」で、宗教とスピリチュアルの癒しについて取り上げました。マイナスの感情を鎮めていくと、心のレベルから、精神のレベルに入っていくことができることを、呼吸とグランディングのワークも加えながら進めました。私も熱が入っていましたが、前回も書きましたとおり、受講生の皆さんが熱心で、身を乗り出すようにして聴いてくださるので、嬉しくて仕方がありません。

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7日、年1回開催される、いなほ会の会合に出席しました。30回目です。
私は長男が中学2年の時、PTA会長を引き受けることになりました。その時の中学は、先生もPTAも怠慢で緩んでいるということを感じたことから、学校側の教育にたいしても、PTAの役員会のルーズさにも反省を求め、また杉並区のPTAと校長会のPTA協議会という組織にも、子供たちの教育全般にわたり改善が必要であることを提案して、校長側、PTA側が一緒になって教育刷新・改善運動をおこないました。そのことがきっかけとなり、杉並区内の中学校のPTA会長達と校長達が活動を通じてとても親しくなり、今まで毎年「いなほ会」という名称で、懇親会を兼ねた勉強会を続けてきました。

このように長く続いている会は他に例がないと、いつも校長先生達が言っています。
その長男も43歳になっているというのに、今も続くこの会は不思議です。
皆さんも私も年を取り、病気で外出が難しい方や、亡くなられる方も増えてきて、来年を持って終わりにしようという案が、今回出されました。


9日、神戸の一般財団法人・神戸市民大学講座で講演をしました。
昨年秋に続いて今年も招いてくだり、今回はミニ・ワークショップもさせていただきました。
講座のテーマは「輝く人になるためのヒント・オーラと意識の話」、内容の前宣伝が良く、オーラということで人気があったのでしょうか、会場に入りきれないくらいたくさんの人がきてくださいました。講演の中で、オーラが一体何なのか、宗教画に描かれているオーラとその役割を中心に説明し、また、オーラが見える仕組みについて、科学的に解説を加えていきました。何より、皆が生き生きと人生が送ることができるヒントを、たくさん例を挙げて話しました。

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翌10日は、朝9時から12時まで、「フィンドホーン・愛と癒しのミニ・ワークショップ」を少人数の20数名で行いました。参加者の皆さんは、全員が前日の講演を聴いてくださった方々でした。朝、皆さんにお会いした時、前日の興奮が、まだ冷めていないように感じました。
限られた短い時間の中で、スピリチュアルなコミュニティとして50年前に発足したフィンドホーンで行われている、スピリチュアルな意識に変容していくゲームなどを行っていくうちに、参加者がチャクラを開いていき、ほとんどの人たちが感動のあまり涙を流し、ワークショップが終わった後では、皆さんの表情は愛と喜びに満ちていたように思いました。オーラが光り輝いていました。


17日、NHK文化センターで、「自然治癒力と意識」の2回目の講座がありました。この講座に、30年ぶりにお会いする方が参加してくれました。ある会社の社長ですが、彼とは30年ほど前に、経済界クラブでお会いしていました。

懐かしいやら、嬉しいやら、私がガンになる前のことが色々と思い出されてきました。 この再会の感激も手伝って、講義には一層熱が入りました。彼はチェロを生で聴くことができたと言って、喜んでくれました。8月のスマイルワークショップにも来てくれることになりました。

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18日〜20日、女神山ライフセンターで今年3回目、「感情からこころの意識へ」−感情のレベルを越えて、心の安定を図るレッスンをテーマに、スマイルワークショップをおこないました。このシーズン、女神山の緑の萌え出すエネルギーが、とても心地よく感じられました。

初日、野外にグラウンディングのワークに出かけました。女神山はたくさんの人たちが集まり、年々エネルギーが高くなってきているので、普段はコンクリートの上で生活している人たちも、ちょっと歩き方のヒントを覚えるだけで、グランディングが容易にできます。
参加者の中で、私よりも年配が上の人が一人おり、歩くことに困難を感じておりましたので、その人のペースでゆっくりと歩きながら、他の皆さんもそのゆっくりのペースの中で、自然をじっくり味わう工夫をしました。
あくせくした普段の生活と同じような気持ちで歩くのと違い、皆さんも自然をじっくりと見つめることができました。
初めは歩行用の補助車を用いて歩いていた方が、途中からは、山の中で見つけた木の枝の杖を用いて歩き始めたのです。
一緒にいた皆さんは、その中から何かを学んだのです。
初日に皆さんの書かれた感動のレポートを、その夜ワークショップが終了後に見せていただき、皆さんの意識が、しっかりと心のレベルに高まっていっている様子を、深く感じました。


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翌朝、日の出の一時間前の3時40分に宿舎を出発しました。

朝の野外ワークは、毎回任意の参加にもかかわらず、今回も全員が参加しました。
真っ暗な中を歩き始めて、やがて、浅間山が茜色にうすぼんやりと見え始めたとき、その上には、細くなった三日月が空に浮かんでいました。こんなに晴れた状態の日の出の前の浅間山を見ることができたのは、本当に幸運でした。


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日の出の40分ほど前、樹木が酸素を放出し始めると、驚くくらいたくさんの小鳥がさえずり始めたのです。空気が変わった瞬間を、全員それなりに感じました。
足元に生い茂る雑草を眺めてみると、その先端からは、いっせいに水滴が流れ出てきています。


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小鳥の声に促されるがごとく、女神山登山道の入り口にある鳥居のところまで、皆で歩きました。


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しばらくして日の出が見える場所に移動し、皆で日の出を待ちました。
私は、いつものように雨ニモマケズを唱えましたら、参加者の中に私の声に唱和する方がいました。


晴れ渡った空は、すでに星影も消え、浅間山の山並みから太陽が昇ってきました。
偉大なる宇宙の神である太陽に向かって、自然と手を合わせ拝んでいました。

2012年5月の言葉
2012年5月の言葉

日の出を眺めて感動した後、樹木のトンネルの中を歩いて、つつじ畑に下りてきました。
今を盛りと見事に咲くつつじは、私達のために咲いていると思わせるくらいに美しく咲いていました。色とりどりのつつじの花をバックに写真を撮り、6時過ぎに宿舎に戻りました。


つつじの花が、最近増えた鹿に食べられてしまうということを聞いていましたが、今年はその被害を感じられませんでした。
そして、おいしい天然酵母のパンと取れたてのサラダの朝食をいただき、いよいよ核心のワークに入っていきました。後の感激に満ちた内容は、ご想像にお任せします。

6月29日からの第3回は、「心から精神の意識へ」〜心を開放し、あるがままの自分と自分の進む道を見つけるレッスンです。また素晴らしいことが起こる気がします。
意識を高めることで、本当に素晴らしい自分の人生を、楽しく自信を持って送りたいと思われる方は、どうぞご参加ください。女神山でお待ちしています。

21日、金環日蝕が、東京では朝7時半ごろに観測されました。私は外に出ずに家の中で、テレビで放映される日食を見る方法を取りました。
金環日蝕のときには、抑えこまれている霊が飛び出してきて、人の体に憑依をするという、昔からの言い伝えがあるからです。

でも、最も暗くなったとき、薄暗くなった外に出て、太陽をちらっと眺めて、また、家の中に戻ってテレビを眺めました。私は、太陽を見るメガネを買っていませんでした。この日は東京では曇りで、金環日蝕はおそらく見えないだろうと、高を括っていたからです。

皆さんは、どのように過ごされたのでしょうか?

(署名)愛 心