2012年4月 寺山心一翁 月の言葉 | 寺山心一翁のガン治しの方法は、ガンに愛を送ること、意識を高めること。

寺山心一翁 月の言葉

寺山心一翁 月の言葉

2012年4月の言葉

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次々に色々な変化や、シンクロニシティが訪れる中、新年度が始まりました。


4月3日に開講するはずだった、朝日カルチャーセンター・新宿の、「意識の超越理論」は、何か、大変気合が入っていました。
この理論をしっかり身に付けると、色々なことが容易に判断できるようになり、物事が早く上手く処理でき、悩みが少なく進んでいくからです。

3日のために、講座の準備でパワーポイントを作成していた最中、私が誤って、あるソフトウエアをインストールしてしまったことが原因で、パソコンが全く使えなくなってしまいました。

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途方にくれていたところ、突然、気象状態の悪化から、この講座が当日、急遽中止、4月24日に延期されることになったのです。
当日に講座が中止になったのは、私が講座を務めるようになってから、初めてでした。この出来事の良し悪しは別の問題として、準備不足で、満足のいく講座ができず、受講の皆さんに迷惑をかけずにすんだことだけは、胸をなでおろしたのでした。


さて、この講座、理論の柱は同じですが、この春から、内容をかなり肉付けしています。大いに張り切って、今までとは違った講座を、皆さんに聞いていただきたいと思いっています。初回が終わった後は、受講生の皆さんから、これまでにないような拍手をいただき、とても嬉しくて、ちょっと興奮してしまいました。

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5日に「ゲニウス・ロキ」、副題〜地球に宿る精霊たち、という、角田直子さんの写真展を見に行きました。角田さんに会いましたのは、2009年にアメリカのサンノゼでした。私が講演した折に、主催の羽田直樹さんに頼まれて、講演の撮影をしてくれたのです。そのとき撮っていただいた1枚は、暫くの間、私のWEBサイトのトップページで使わせていただきました。ご覧になってくれた方も多いことと思います。また、雑誌『ザ・フナイ』2008年9月号〜コミュニケーションの不思議、に寄稿した際も、角田さんから許可をいただいて、写真を使わせていただきました。


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さて、写真展「ゲニウス・ロキ」は、その内容の素晴らしさに、早速Facebook、Mixiで皆さんにお知らせしたほどでした。会場で写真集を求め、今でも時々眺めています。心に栄養を与える、不思議なエネルギーを感じる写真だからです。
日経の記事にも、取り上げられていました。ちなみに、角田さんはある国立大学の数学科の出身です。


7日に朝日カルチャーセンター新宿で、日本を代表するチェリスト、長谷川陽子さんのバッハ・チェロ組曲の連続講座を聴講しました。
第2回目のこのときは、6曲のチェロ組曲の中から、第3番と第4番について講義をされました。私にとっては、普段聞くことが多いこの難曲について、解説と、譜面をプロジェクターで示しながら演奏し、講義が進められましたので、本当に感動しました。内容の深さと素晴らしさは、凄いとしか言いようがありませんでした。音大でおこなわれるチェロ科の授業はこんな感じなのだろうかと、と思うような内容でした。

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9日は、スマイルワークショップに参加してくれている皆さんに声をかけ、新宿御苑で花見をしました。桜の開花情報に目を配り、この日の3日前、よかったら一緒にお花見しませんか〜とお誘いしましたところ、急な誘いにもかかわらず、9名もの方が駆けつけてくださいました。お友達を連れてきてくれた方や、電車の遅延で集合時間間に合わず、最後までお会いできなかった方もおりました。御苑の芝生にシートを広げ、それぞれに持参したお弁当を食べて、花見を楽しみました。


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27年前、がんの末期状態で病院を出た時、もう2度と私は桜の花を見ることができないと思ったことを思い出しながら、時間のたつのも忘れて、桜の花見に興じました。


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さて、その日3時間ばかり御苑での花見を楽しんだあと、お花見の「はしご」というわけでもなかったのですが、「意識の超越理論」の原案ができあがった、靖国神社にお参りしました。


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新宿から一人を除いて他の方全員が、一緒に行きたいということになり、靖国神社に参拝することができました。帰りがけに見た千鳥が淵の桜の何と見事だったことでしょう。


11日夜、渡辺雅子さんが主催のフィンドホーン・ギャザリングに参加しました。フィンドホーンは今年が発足50周年ということもあり、普段あまり顔を合わせなかった人や、フィンドホーンにご一緒した人たちも含む、二十名近くの人たちが、聖なるセークレッドダンスやテーゼを歌い、楽しい夜を過ごしました。私はその中で、2曲ほどテーゼの指揮をとり、皆さんを大いにのせてしまいました。

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私が45歳からかれこれ30年以上参加している異業種交流勉強会である丸の内朝飯会の仲間、吉田勝昭さんの出版記念パーティに参加しました。吉田さんの著書は、『ビジネスは「わたしの履歴書」が教えてくれた』、副題に「日経」連載の経済人295人を中心に、と付けられたものです。

吉田さんには、私が28年前にガンになる前からのお付き合いで、色々と人生上のアドバイスなどをさせていただいた方です。


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吉田さんは製薬会社に入社し、営業職を皮切りに色々な部門を経験しました。やがて一部上場したこの会社の専務取締役を務め、現在は顧問をされている中、今回の出版となったようです。
お送りいただいたご著書を読んでみますと、ご本人が色々な仕事の局面で決断をするときに「私の履歴書」に書かれていたことが、役に立ったことが書かれています。「私の履歴書」に登場する295人の人たちを、出身地、卒業学校、学科、その他いろいろな項目で分類して書いていることが、とても面白い興味ある本になっています。ビジネス界の読者にとっては、参考になるでしょう。子は親の背中を見て育つという言葉を思い出しましたが、まさにそのことを成し遂げられた70歳の吉田さんに拍手です。
さて、この出版記念パーティでは、150名を超える参加者の人々の中に、旧知の方々の顔を見つけ、懐かしくて声をかける場面が多くありました。お会してみると、いまだ現役の方や、すでに晴耕雨読をされている方など、とても多士済々の顔ぶれでした。
この本は、ビジネスをされる方々にとって、とても読む価値がある本です。お勧めします。

17日、NHK文化センターで、「自然治癒力と意識」の2回目の講座がありました。この講座に、30年ぶりにお会いする方が参加してくれました。ある会社の社長ですが、彼とは30年ほど前に、経済界クラブでお会いしていた方でした。

懐かしいやら、嬉しいやら、私がガンになる前のことが色々と思い出されてきました。
この再会も嬉しくて、講義は熱が入りました。彼はチェロを生で聴くことができたと、言ってくれました。8月には、スマイルワークショップに参加してくれることになりました。

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18日の晩、スマイルワークショップにも参加してくれている、長縄ちず子さんが上京された折、お会いしました。今年の秋、9月28日、長縄さんが中心となって、岐阜市内で私の講演会を主催してくださることになり、今、内容を詰めてくれています。長縄さんは、昨年2月、私が市川加代子先生のお招きで京都に講演に行きましたときに、聴きにきてくださっていました。その時会場で、私は初対面の長縄さんに「また、お会いしましょう」と挨拶したそうです。私は忘れていたのですが、出会いのご縁は、本当に不思議です。


26日、チェリストの青木十良さんを6年にわたって追ったドキュメンタリー映画「自尊を弦の響きにのせて」という映画を見ました。青木十良さんは96歳です。
私が学生時代に、青木さんのチェロの音の澄んでいることに魅せられて、コンサートの追っかけをしていたのです。
この日はウイークデイにもかかわらず、映画館は超満員で、入れない人が、しおしおと帰っていく姿がたくさんありした。 96歳になっても情熱を失わず、チェリストの純粋な執念で、バッハのチェロ組曲の全曲CD録音に挑む情熱に、私は大変感動しました。
聴衆は、青木十良さんを昔から知っている人たちが多かったのでしょう、ほとんどが私と同じようなお年を召された方たちでした。
私は、終始、深い感動に包まれていました。きっと、また見に行くことでしょう。

そしてこの日の夜は、映画「純愛」をまた見に行きました。アリゾナのセドナ国際映画祭で、最優秀賞を3月に受賞しての、東京六本木での凱旋公演でした。
今年1月に初めて家内と一緒に見て、感動しました。今回私は、ストーリーを熟知していたからかもしれませんが、涙を抑えることができませんでした。
また、見に行きます。若さと命の充電のために。

感動の4月が終わりました。
5月はスマイルワークショップ今年の2回目、「感情から心の意識へ」がありますので、次回のための情熱をいただいた4月だったと思いました。

(署名)愛 心