2011年10月 寺山心一翁 月の言葉 | 寺山心一翁のガン治しの方法は、ガンに愛を送ること、意識を高めること。

寺山心一翁 月の言葉

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2011年10月の言葉

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天高く馬肥ゆる秋。
長谷川陽子さんのコンサートを2回も聴きに行きました。

まずは3日、早稲田大学第一理工学部電気工学科卒業のクラス会が、完成間もなくというスカイツリーの見学会をかねておこなわれました。クラスメイトの中に、福島原発の建設を担当した人がおり、特別講義をしてくれました。放射線被害という点でいまだ解決の方向性が見えない中での講義は、さぞかし皆の大変な圧力を感じたここと思いました。

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4日は、神戸市民大学講座で、「自然治癒力と意識-生かされていることへの気づき」というテーマで講演をさせていただきました。この講座は、何かとても雰囲気がよく、いつもお話しないことまでが不思議に出てくるところでした。終了の後で、来年また講演をして欲しいとの依頼を受けました。何かが動いていることを感じました。


21日は第3回日本ウエラー・ザン・ウエル学会が横浜で開催されました。
ガンの自然治癒・退縮を果たした人たちが、以前よりもさらに元気になって、もっと素晴らしい活動を笑顔でしています。この事実から、現在の西洋医学の医療を変えていこうという目標を持った学会です。

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「治らない」現代医療に苦しんできた患者と、「治せない」ガン医療に苦悩してきた医者双方に、心からの笑顔が訪れる笑顔革命でもあります。

その実現に向けて、余命宣告や治療不能という医者の宣告を、自助努力によって乗り越え、ガンを自然退縮させることのできた元ガン患者が先頭になって、引っ張っていく学会でもあります。すでにたくさんの人たちがガンの自然治癒・退縮を成し遂げ、元気です。
この日の私の役目は、「夜明けの座談会」として4人のガンが自然退縮した人たちの座談会の司会をしました。


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その次には自然退縮者たちの熱のこもったパフォーマンスを含めた発表が次々に行われ、登場してきたガンの自然治癒・退縮者たちには、満開の笑顔がありました。
今回の学会は、「現代ガン治療が、根底から変わる、力強い出発の日」でした。


この言葉は、川竹文夫さんが代表を務める、ガン患者学研究所の発行する、『いのちの田圃』2011年11月号p18〜19の中にある文をもとに、一部を私なりの言葉を書き加えました。
ウエラー・ザン・ウエル運動は、いま世界にどんどんと急速に広がっています。それをおこなうことが出来るのは、ガンと診断された患者本人であり、次にはこの事実を知った医師たちです。やがては医師の用いる医学部の教科書が、書き換わることでしょう。副理事長をしている新潟大学大学院教授の安保徹先生が、着々と準備を始めています。
ガンは治せない病気であると治療に苦悩している医者達が、このようにたくさんの人たちが治っていっている現実のデータを知ることで、きっと目覚め、西洋医学が根本から変わっていくはずです。

読者の皆さんはほとんど知っているかもしれませんが、私の例を書きましょう。
28年前、まさに病院で現代医学による三大療法の結果が末期ガンと診断され、医師から西洋医学では手の施しようが無いといわれ、私は退院を決心しました。
自宅に戻り死の準備をしているときに、自分の生活習慣がガンを作ったことに気づき、自分の子供のようなガンに愛を送り続けるという行為を行いました。これこそが「癒しの医療」だったからで、今の現代医学とまったく反対な療法だったのです。毎日自分のからだの状態と会話して相談しながら、徐々に自分で考えた様々な自助努力をしていきました。この、自分で決断し、自分の責任で行うという自助努力ということを行っていくうちに、様々な面でからだが癒されていくということに気が付き、毎日を楽しく過ごしていきました。まずからだの状態が回復して行くと、やがてはガンまでがだんだんと縮小し、最後には消えていったのです。
だからこそ、この学会の順調な発展を、心から応援しています。

翌22日、23日は、第17回日本ガンコンベンション(代替・統合療法コンベンション)が東京で開催されました。この運動は、アメリカ・カルフォルニアのロスアンジェルス郊外でスタートして、その飛び火が日本にも伝えられて17年、主催し続けてきたのが日本ガンコントロール協会の森山理事長さんです。

初日、米国ガンコントロール協会会長のフランク・コウジノウさん、森山理事長の挨拶でスタートしました。講演のトップは帯津良一先生で、主として医師の講演が続きましたが、ジャーナリストの船瀬俊介さんの講演は、真実を付いた点でとても優れていて、もしもガンになった人が聞いたら度肝を抜かすだろうと思うくらい痛快だと聴いていたら、このお話にはたくさん拍手が沸きあがりました。

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2日目は、安保徹先生は、ガンができる事実が解明できたと、ねずみを使っての実験データを示して語られ、人間についても同じであるという結論でした。この結論が私にはとても興味がありました。この論文はアメリカのHealthという雑誌に掲載されています。


2日目の最後の講演者は私でした。13人の講師の中でただ一人のガンの自然治癒の体験者で、テーマは「決め手はガンを愛すること・チェロの音色と共に」、チェロ演奏を講演の中に適時加えながら、ガンが治っていくためには、自助努力に加えて、意識の高まりが必要であることを強調して話しをしました。

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ウエラー・ザン・ウエル学会の動きと共に、世界にガンの自然治癒の運動が大きなうねりとなって押し寄せてきていることも語りました。
このコンベンションは来年も7月15日・16日に予定されています。

一方では悲しい話もありました。高校の同級生がガンでこの世を去りました。
発病当時に彼にちょっとアドバイスをしたとき、「俺はすべて医師に任せているから、」との返事だったので、それ以上の話をするのを止めてしまいました。通常の人たちがガンになったときに取る典型的な態度でしょう。彼のような優秀な人材をガンで亡くしたことが、私にはとても残念でたまりません。

この忙しい10月には、私の大好きなチェリスト長谷川陽子さんのコンサートに2回聴きに行きました。
ひとつが新日本フィルをバックにエルガーのチェロ協奏曲を演奏し、とても深い名演奏に感動しました。
もうひとつが29日のバッハの無伴奏組曲1番、2番の分析を加えたレクチャーのコンサートが、朝日カルチャーセンターで開かれたのでした。曲の演奏に関することや、分析を含めた、なんとも素晴らしい内容で、すっかり心酔して最後まで楽しみました。演奏家やチェリストの方も聴きに来ていました。音楽大学の講義でも、ここまでの話はしないだろうという感じがしたくらいに内容の深いものでした。

10月から朝日カルチャーセンター新宿で、5回シリーズで一回1時間半の、日々生かす「意識の超越理論]講座が始まりました。
また10月からNHK文化センター青山では、6回シリーズで同じく1時間半の、「自然治癒力と意識」の講座が始まりました。
私は天が与えたこの講義を精一杯務め、皆さんに説いていきたいと頑張っています。

(署名)愛 心