2010年6月と7月 寺山心一翁 月の言葉 | 寺山心一翁のガン治しの方法は、ガンに愛を送ること、意識を高めること。

寺山心一翁 月の言葉

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2010年6月と7月の言葉

2010年6月と7月の言葉

記録的な猛暑の毎日が続いていますが、皆さん、いかがお過ごしですか。
大変ご無沙汰しました。
私の周りに起こった6月下旬から7月の出来事について書きます。

6月下旬から7月上旬はアメリカにいました。
私の恒例、ISSSEEMの出席と、シャスタ山麓でのワークショップをおこなうためです。

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6月25日から5日間、コロラドのボールダーに近いウエストミンスターで開催された、第20回ISSSEEMカンファレンスへの参加は、私に人生にとって大変意義のある機会となりました。7月にISSSEEMのBoard Member(理事に相当)に推挙されたからです。
14名いる理事の中でアメリカ人以外は私だけです。
13年参加してきた学会ですが、身内になった気持ちで参加すると、また新しい感動がありました。
さて、今年のテーマは"Evidence-Based Spirituality for the 21st Century"(21世紀に向けて、証拠にもとづく霊性)です。いつものことながら、ISSSEEMのカンファレンスのテーマ選びには感服します。機を得て、何と意義のあるテーマを打ち出してきたことでしょう。

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世界各地20カ国から約500人が集まり、21世紀に向けて、逼塞した霊性の研究をもっと広く人々に知ってもらうため様々な研究データを持ち寄り、多方面から改革しようと努力しています。


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物理学者をはじめとする科学者、多岐にわたる専門分野から集まった医師たち、ホリスティックな看護師、薬を勧めない薬剤師、新しい宗教家、哲学者、画家や音楽家をはじめとするアティースト、エネルギー医学の分野の発明家、マッサージ・セラピスト、医学部の学生、がんなどの病気の人たちなど、本当にさまざまなサトルエネルギーの研究者やエネルギー医学のことに興味を持つ人たちが集まってきていました。


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今年の基調講演者は、ラリー・ドッシー博士でした。
テーマはSpirituality, Consciousness and Healing: What does the Evidence Showで、その内容は、とても書ききれません。どうぞこのタイトルから、ドッシー博士が、霊性、意識、癒しということが関係しあって、新しい展開を示している様々な証拠を示して、私達の進むべき道を提起しているか、想像してみてください。


どうしてもこの素晴らしい講演を聴きたい方には、DVDがISSSEEMから販売されています。お勧めします。

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ラリー・ドッシー博士からの依頼で、講演の最後にドッシー博士が用意された"Holding the Sun"というタイトルの30枚以上の美しい太陽の写真を見ながら、チェロの即興演奏を行いました。シューマンのピアノ曲の中から美しいメロディーを入れたりして、それぞれの写真を眺めながらの即興演奏は、私も演奏をしていて心地よいものでした。聴衆も大喜びでした。講演終了後、皆さんは全員総立ちで惜しみない拍手をくださいました。
昨年は、ディーパック・チョプラ博士の、講演の前にもチェロ演奏をしました。音楽というサトルエネルギーを良く分かっているのだと思います。


ISSSEEMに関してたくさんお伝えしたいことがあります。 今回一緒に参加された渡辺茂さんが、とても興味ある楽しい報告書を書いてくれました。写真入りの文章が、サトルエネルギー学会のホームページから見ることができますので、興味のある方はサトルエネルギー学会のホームページをどうぞ訪れてみてください。

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今年の参加はいろいろな意味から、私にとって新しい出発でもありました。ISSSEEMはこれからさらに大きな発展をしていくことでしょう。
来年は6月24日から29日、場所は今年と同じWestminsterのWestin Hotel, "Light & Vision Consciousness"がテーマです。誰でも参加できます。また発表を希望されるかたは、会員登録をした上で、プログラム委員会に申し込みをすることです。
ぜひISSSEEMのHPを訪れてみてください。


2.シャスタ山でのワークショップ

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ISSSEEMに参加したコロラドから、サンフランシスコに飛び、サンフランシスコからシャスタ山の麓へ、車で約5時間掛けて移動しました。毎年行っているシャスタ山での愛と変容のワークショップのためです。今年で8回目になります。


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今年は雨が多かったとのことで、サクラメント川は、見事に豊穣な水をたたえて流れていました。
シャスタ山の姿を見たときに、その秀麗な姿は、例年と違って、かなりの雪で覆われており、雨が多かったということが納得できました。途中で貯水池を見たときも、今までにないくらいに並々と水をたたえていたのが、とても印象的でした。


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いよいよ6月30日の夕方からストーニー・ブルック・インでワークショップがスタートしました。夕食の後のワークショップは、KIVAで大地に足を着けるということからはじめました。


KIVAとは円形で、ホピ族などネーティーブ・アメリカンが政事の儀式や打ち合わせを行う聖なる場所を意味しています。特にこのストーニー・ブルック・インという場所は、地下に豊富な水量の水が流れている場所として、あたかも日本の神社がある場所と同じようにサトルエネルギーとしてのエネルギーが高いことが容易に感じられる場所です。今回はダウジング・ロッドを日本から持参してみて、改めてその素晴らしいエネルギーを確認できました。

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翌朝は、皆で車に乗り込み、ミネラルの本当に豊富なスチュアート・ミネラル・スプリングスという温泉を訪れました。日本では考えられないくらいにミネラル分が高く、ヌルヌルしている温泉です。この濃い温泉に20分つかりサウナに入り十分に排毒をした後に、その後でこの施設の目の前に流れる清らかな小川に飛び込み、からだを清めました。

今年は雪解け水が流れ込んでいるためか、私には特別にこのお清めの水が冷たく感じました。皆が清まった温泉を後にして、シャスタ山麓に広がるラベンダー畑を訪れました。

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ご夫妻で精神科医の方が、精神を病んだ人たちのために始めました。今の医療では不可能なことが、ラベンダーの花で治療ができるという考えから、10年前くらいにラベンダー畑を作り始め、毎年その栽培する場所を広げてきました。そして今ではラベンダーの開花する約1ヶ月間のみを一般の人たちに開放することで、大変人気のある名所になってきています。


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今年はたくさんの雪に覆われたシャスタ山をバックに、やや開花が遅れたらベンダーの花の香りが漂う中を歩きました。特にフランスのシャルル大聖堂の中にあることで有名なラビリンス(迷路)と同じサイズのラビリンスが、この場所にラベンダーで作られており、その香りのなかをゆっくりと歩み、楽しむことができました。


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3日目は、たくさんの滝から成りたち、水量が本当に豊富で雄大なバーニー・フォールズを訪れました。滝つぼが目の前に見えるすぐ近くまで迂回路を歩き、水滴に飛び散りマイナスイオンの豊富な中で場所を求めて座り、各人それぞれが静かな時間を持つことができました。


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夜のワークショップを終えた後には、シャスタ山のスキー場近く標高1500mの場所に車で登りました。今年は月がまだ昇ってこない日でしたので、真っ暗の中で星を眺めることができました。シャスタ山が星明りのなかにどっしりと聳え、天空には見事な姿の銀河が横たわり、たくさんの動かない星の中で、時折大急ぎで星を掻き分けるように飛び続ける人工衛星を見ました。またこのような澄んだ空気の中で、流星が見事な花火のように空を横切って輝く姿に、参加全員が歓声を上げて、宇宙の神秘に感動して、無邪気な声を上げている姿がありました。


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4日目はいよいよ終わりの日で、まずはモズブレーの滝を訪れました。たくさんの小さな岩から染み出す滝が、その馬食水蒸気でいっぱいにして、空からの太陽の日からが、参加者の人たちから発するオーラを。さらに見やすくしてくれました。そしてサンフランシスコでは最近有名になってきているという金門橋が見える菜食のレストランでお別れ会をし、ワークショップを終了しました。


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来年は9回目、コーディネーターの高原操さんと、9回で終了にしようと話し合いました。きっと来年のシャスタ山のワークショップが、最後になることでしょう。


3.日本がんコンベンション「代替・統合療法コンベンション」

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第16回がんコンベンションが7月18日・19日に開催され、今年は即興ピアニストの河上素子さんと組んで、「音楽のもつ癒しの力・チェロとピアノで愛を感じてみよう」に取り組みました。私達は2日目の最後の出演、最後まで熱心に聞いてくださったたくさんの人たちを前にして、演奏を中心に音楽のもつ癒しの力を、皆さんに実際に感じていただきました。その後のメールの反響を見て、如何に感動したのかがわかり、音楽の持つ癒しの大切さをしみじみと感じました。


4.スマイルワークショップ

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前から温めていたアイデアで、ぜひ実施してみたいことがありました。それは食事を半断食にして、ワークショップをおこなうことでした。断食している時には頭が冴えて、ワークショップの効果が高まるからです。しかし断食のときはエネルギーとしての食事を止めるため、どうしてもからだが冷えますので、標高の高い山の中で行うのには、夏の暑い時期が適当だと思っていました。


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7月23日から25日までのスマイルワークショップに、この半断食を適用してみました。
参加者には3日前から減食をすることをお願いし、具体的に指示を出して、皆さんはその人なりの減食を開始して女神山ライフセンターに集合してもらいました。
最初の夜は、椎茸昆布汁に黒砂糖、というメニューに、皆さん神妙に、しかもとても楽しんで、汁を本当に楽しみながら飲んでくれました。翌朝は野菜ジュースでした。
このようなメニューでの判断次期を食事に取り入れたワークショップは、最後に重湯を少量食べるようにして飲み、体力をつけて、楽しみがいっぱいになり、ペットボトルに重湯を入れ他夕食を携えて、山を下っていきました。

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5.次回のスマイルワークショップについて

8月27日から29日まで、女神山ライフセンターで、スマイルワークショップをおこないます。すでに山には秋の気配が感じられる環境に身をおいて、ヒグラシが夏の終わりを告げるかのごとく森の中で悲しげに鳴く声で囲まれた環境の中でおこないます。からだ、感情が第一回目、心、精神が第二回目、そして今回は魂の意識がテーマです。意識が成長をしていく瞬間は、人生においてそうたくさんはないと思っています。

すでに申し込みされた参加者の中には、このシリーズを今年5月からはじめてからずっと連続して参加を続けている人たちがいます。一回ごとにみなさんの顔が喜びで変容してくるのが分かり、私にとってもとても嬉しくて、大きな励みにもなります。

毎日ワークの終わった後で簡単なレポートを書いていただき、私がそのレポートにコメントを入れて翌朝返却する方法を取っていますが、皆さんの書いてくださった内容が本当に素晴らしいのです。読ませていただくたびに、涙がこぼれてきてしまい、コメントを書く手が震えました。

参加者の皆さんが、感じることから感動が始まり、やがて感激して、感謝の気持ちに満ち溢れるようになっていくからです。

来年1月で75歳になる私にとって、神から与えられたようなこのワークショップをいつまで続けられるか分かりません。一回ごとが真剣勝負です。一回ごと精一杯大切にしながら、全霊をこめて、皆さんのためを祈りながら、おこなっていきます。

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(署名)愛 心