2010年3月 寺山心一翁 月の言葉 | 寺山心一翁のガン治しの方法は、ガンに愛を送ること、意識を高めること。

寺山心一翁 月の言葉

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2010年3月の言葉

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27日から29日まで、新しいワークショップの準備をするために、信州の女神山ライフセンターに行ってきました。滞在中には季節はずれの雪も降り、美しい自然が、輝く雪景色と共にやさしく包んでくれました。

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4訪れるたびに、ますますこの場所のエネルギーが高まっていることを感じます。 日照時間の短かい季節が終わり、女神山周辺の木々の梢には蕾がしっかりと準備され、一部はすでに新芽が覗いていました。いつもふきの葉の生い茂っているところには、淡い黄色のふきのとうが、たくさん芽を出しており、また、今年初めてのしいたけが収穫されていました。日に日に春に向かって時は進んでいます。

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さて、野外のワークのためのコースの下調べに、女神山の登山口にたどり着いたとき、見慣れた景色が変わっていました。
ワークショップの時には、いつも夜明け前にその場所を通ったのですが、真っ暗な中で私たちをやさしく迎えてくれた赤松の大木が2本、根元から倒れて横たわっていました。

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地元の人に尋ねてみましたら、一週間ほど前に降った春の大雪が溶けずに松の葉に凍りついたままとなり、その重みに耐え切れないで根元から倒れたとのことでした。
今まで酸素を出し続けて地球環境を守ってくれたことと、私たちのワークショップをいつも見守ってくれていたことに心から感謝して、2本の松に手を合わせました。

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半年お休みしましたが、内容を新しくして5月からワークショップを再開いたします。 日程は5月28日(金)〜30日(日)の2泊3日です。 今月下旬頃から申込の受付を始める予定です。どうぞホームページをチェックしてみてください。

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さて、3月14日には福岡に行きました。
福岡県立大学の看護学部長の佐藤香代博士から連絡があり、主に看護に携わる教員や看護学生に対し、看護のありかたについて、ホリスティックな視点て捉えた話しをしてほしい、という依頼でした。

この企画は、沖縄を含む九州地区に13ある看護系大学の大学教育充実のため戦略的連携支援プログラムの一環として、『看護系大学から発信するケアリング・アイランド九州沖縄構想』としての講演会でした。
講演のテーマは佐藤先生との打ち合わせで、『ホリスティック看護へのいざない』となりました。佐藤先生は私の『フィンドホーンへのいざない』の読者でもあったからです。


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講演の依頼を受けたとき、このテーマについて、私にはピンとくるものがありました。
早速、アメリカ・サトルエネルギー・エネルギー医学学会ISSSEEMが定期的に発行している雑誌Bridgeのボランティア・ライターとしても活動されており、また私のBridgeへ掲載する原稿の作成の時に大変お世話になったLucia Thorntonさんにメールをしました。私はLuciaさんがAmerican Holistic Nurse Associationの会長であることを知っていたからです。

Luciaさんは、喜んで協力しますと言ってくださり、早速、近年書かれた文献であるHolistic Nursing A Way of Being, A Way of Living, A Way of Practiceと題する著作を全文メールで送ってくれました。
拝見してみますと、最初にアメリカのホリスティック看護師の現在の活動状況が詳細にわたって記されておりました。また、すぐにもできる方法として、看護師が病室に入る前に、自分の心の状態をどのように整えるかの具体的な方法が記されていました。
さらに、Luciaさんのこの協会の今後の方向性に対する様々な提案が、見事に書き記されていました。
大いに感じ入ったのは、看護師は患者の気持ちを直感で察するという、サトルエネルギーを取り入れた活動をもっと取り入れていかなければ、本物の看護師としての仕事は成長をしていかない、とさえ言い切っていたことでした。

講演が終了した後で、参加者の皆さんが熱心にアンケートを書いてくれている姿が、目に焼きついていました。 後日このアンケートの集計を、佐藤先生が送ってくださいました。
13大学の出席者全員がアンケートに記入されており、また、出席された方たちがその場で感じた生の言葉が終わりに付いており、読ませていただいて大変感激しました。
朝早く羽田を出て、現地で打ち合わせを行い、午後に2時間の講演と質疑を行うという強行軍でしたが、アンケートを読むと、皆さんが満足してくれたことがよくわかり、とても嬉しくて涙が出てきました。
しかし、74歳の私の体力にこのスケジュールはかなりこたえましたので、次回はもう少し時間の余裕を持って臨まなければいけないと思いました。

いよいよ4月です。
二度と見ることができないと思って眺めた桜を、今年も見ることができます。
もう25年がたちました。
本当にありがたいことです。

(署名)愛 心