2008年11月 寺山心一翁 月の言葉 | 寺山心一翁のガン治しの方法は、ガンに愛を送ること、意識を高めること。

寺山心一翁 月の言葉

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2008年11月の言葉 「東奔西走の月でした」

2008年11月の言葉

11月2日、科学技術館で2008弦楽器フェアが開催され見学に行きました。このフェアは国内外の新作弦楽器と関連備品を一同に集めた、見る・聴く・弾く、を実感できる世界で唯一の国際的弦楽器ショーで、今回で51回を数えます。
時間が取れるときであれば、私は必ず楽しみに見に行っています。中でも楽しみなのは、新作のチェロが展示されていることです。多くの楽器製作者が自分の自信作を十分に調整して出品するのですから、弦楽器奏者にとっては垂涎の的です。
スイスのチューリッヒに住む弦楽器製作者のアンドレア・ボッツィーニさんはこの会に毎年参加をしており、私にとっては、彼に会うことも会場に足を運ぶ楽しみのひとつです。
アンドレアさんは私に、バイオリンを弾く日本人の整形外科の医師、小坂泰一さんを紹介してくれました。縁はまた何かにつながっていくでしょう。


11月3日、30年来の友人である吉田一郎さんが出演するリコーダーのコンサートを聴きに行きました。30年ぶりに聴いた吉田さんの演奏の素晴らしさに大変感動しました。長年の練習の成果が演奏の中に現れていました。来年も時間がとれたら、ぜひ聴きにいこうと思っています。

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11月5日、小崎無一和尚に再会しました。無一和尚とは、拙著「がんが消えた」p128〜に書きました、「頭をグラグラするな」と怒鳴った「若い坊主」その人であります。
当時31歳だった私が出会った若いお坊さんも、今年で64歳になられたそうです。現在は埼玉県加須にある保寧寺という禅寺を守る傍ら、他の道場での座禅指導や講話など、お忙しい毎日を過ごされているご様子でした。


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お部屋に通されると、セルマー社のアルトサックスが置いてあるではないですか。一流品のサキソフォンを見て度肝を抜かれました。和尚さんが演奏されるというのです。
さらに彼は、その脇にあった篠笛を手に取り、吹いて聞かせてくれました。そのテクニックは、私が親しくしている篠笛奏者の鯉沼廣行さんのテクニックと似ており、その場で、「私の友人に同じように弾かれる方がおります」と申し上げますと、無一さんは鯉沼さんのお弟子さんに師事しているとのことでした。縁は見えない糸で繋がっているのですね。


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楽しい時間というのはあっという間にすぎていきます。持参した般若湯を昼間から二人で酌み交わし、えもいわれぬ至福のときが流れました。
どこかで小崎無一和尚さんの講話などありましたら、どうぞ聴きにいってください。素晴らしいお話を聞くことができるでしょう。
若いときに平林寺で怒鳴られた和尚さんに、心から感謝した一日でした。


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11月7日、Kelly Turnerさんという、ハーバード大学医学部を出たお医者さんが事務所を訪ねてくださいました。ケリーさんに初めてお会いしたのは2003年、アメリカのISSSEEM(サトルエネルギーとエネルギー医学学会)で、彼女がまだ医学部の学生のときでした。


ガンの自然退縮の例を世界規模で調べ、博士号を取る計画とのことでした。すでにハワイ、中国を回って、このたび日本へ来られました。
このようなことが、いよいよアメリカで始まったのですね。3時間の間、彼女のご主人も含めて、満足のいく調査協力ができたと思います。Magical afternoonだといって喜んでくれました。彼女のBlogが公開されています。
http://healingresearchtrip.blogspot.com/

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11月11日、朝日カルチャーセンター新宿で、意識の超越理論の第2講をおこないました。今回のテーマは、「心と精神の意識〜癒しとスピリチュアリティ」です。4回目ともなると、内容がますます充実してきて、今まで気づかなかったことまで話をしている自分に気づきました。参加者の方たちも、大変満足してくれている様子でした。
特にこの回は、宗教を超えた意識のレベルが霊的な意識であることを、さまざまな例から示しました。講義の合間にいくつかワークショップ的な要素を入れた実験も加え、体験的にそのことを感じ取っていただくのが私のやりかたです。


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11月13日夕方、滋賀県大津に参りました。
佐々木智恵美さんに招かれて、愛と癒しのミニワークショップと講演をするためです。
11月14日朝の日の出のきれいなこと。琵琶湖に輝くように出てきた日の出に、手を合わせて祈りました。


ワークショップは同じく琵琶湖のほとりを宿舎にしておこなわれました。参加者が次第に感度を高めていく様を見るのは、とても美しい、神々しい感じでした。

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翌朝、日の出1時間前に宿舎を出て、日の出を見に行きましたが、太陽は曇りで見えませんでした。しかし、雲があまりにもいろいろな様子を見せてくれましたし、日の出の40分くらい前に小鳥が鳴きだす時を感じただけで、皆は満足してしまいました。

11月16日、草津市で『直感力を高めて生きる〜自分のからだを信じるとは…』と題して、二時間の講演をしました。初めての滋賀県での講演会でした。

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この回で、大変素敵な医師と出会いました。
放射線を専門としながらも、伏木雅一さんは、人間の自然治癒力を取り入れる治療をしながら、ガンの人たちを治癒に導いていることを知り、私は大変感動しました。いつか日本の医学を変えていく一人になることでしょう。


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11月18日、建築医学学会設立準備のための会合が開催されました。建築医学学会設立のための趣意書の検討のほか、16日に開催された建築医学シンポジウムの反省会を兼ねたものです。私はシンポジウムには参加することができませんでしたが、大盛況だったとのことで安心しました。


11月21日、羽田から札幌に向かいました。バリトン歌手のアンソニー・ブラウンさん、ピアノの渡邉亜樹子さん、私でのコンサートのためです。会場は札幌の鹿鳴館とも言われる豊平館でした。

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テーマが、”Deep Peace” YASURAGI 。ワークショップの要素を少し取り入れたコンサートにしました。感動のあまり涙を流す方たちが多数見受けられました。

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アンソニーさんは、国際的に賞賛を得ているバリトン歌手で、アンソニーさんの歌を聴いたある人は、「天使の羽で包まれたように感じた」と表現し、またある人は、「エネルギーが金色の帯となって体を貫いた」と表現をしているそうですが、そのとおりの方でした。


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アンソニーさんと別れるとき、彼は私に「今回の出会いは初めてですが、また会うことになるでしょうね。」と言い残して、12月2日に祖国アメリカへ旅立ちました。いまだに彼の歌う黒人霊歌が私の脳裏に深く刻み込まれています。

コンサート終了後、豊平館をバックに関係者の皆さんと共に写真を撮りました。


翌日11月22日、ワークショップの行われる小樽に向かう前に、豊平館に立ち寄りました。

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気温は零下4度でした。

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今回のコンサートとワークショップを後援してくれたまほろばさんに立ち寄り、おいしい食事をいただきました。まほろばさんは自然食のお店として、20年ほど前にスタートし、その後、エリクサーという浄水器を多くの人に提供してきました。お店では、エリクサーから出るお水が無料で提供されているため、たくさんの人たちが容器を持って、水を汲みに来ていました。病人を持つ人、小料理屋の人、みな水にうるさい人ばかりです。めがねにかなう水なんですね。


この日は、昨年滋賀のワークショップに参加された村松さんのお誘いで余市に行きました。村松さんはこの地にイベント可能なハウスを作っているということで、見に行ったのです。

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雪の中に立つそのハウスは、11月末までに完成する予定ということでした。
村松さんは内部をいろいろと案内して見せてくれました。来春には、遠浅の海岸を瀬にしたこの場所で素敵なイベントがおこなわれていることでしょう。たくさんの人たちの意識を高める活動が、余市でも始まるのです。

夕方、小樽のワークショップ会場に到着しました。前日のコンサートでエキサイトしたため少々疲れておりましたので、ここの温泉でコンサートの後の疲れをゆっくりと癒し、翌日からのワークショップに備えました。

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11月23日、朝から『愛と自己変容のミニワークショップ』が始まりました。
皆それぞれいろいろな思いをもって参加してくださった方たちです。ワークショップはすぐに皆さんの熱気で溢れました。ダンスや瞑想などを交え、いくつかのゲームで無邪気になっていただきました。シェアリングで皆さんの口から出る言葉からは、喜びにあふれた感動がいっぱい詰まっていました。


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翌朝早く、日の出を見に宿舎近くの高台に行きました。滑りやすい雪道を注意しながら上っていき、小鳥の鳴き始める時刻に空気が変わったことを皆で確認し、太陽が現れなかったので、大急ぎで宿舎に戻り、温泉に飛び込みました。

食事の前のこの日の出を見ようという行動が、皆さんを興奮させたのでしょうか。皆でいただく朝食のおいしいこと、おいしいこと。ワークショップは15時すぎまで続けられました。

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参加者の中に、小樽で芸子さんになろうという方がおり、三味線を弾いてくださいました。また、癒しのバイオリニスト、大久保留加さんは、タイスの瞑想曲で皆の変容を助けてくれました。

今回の札幌のコンサート、ワークショップをコーディネートしてくださった石丸琵沙子さん、本当にありがとうございました。あなたがいたからできたのです。感謝の気持ちでいっぱいです。

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11月26日夕方、日本学園の評議員会が開かれました。谷川校長の大変な努力とご苦労により、また、理事たちの学校経営に対するアドバイスも実り、社会から受ける評価も高まってきたのでしょう。良い生徒がぞくぞくと集まり始めており、人数も増えつつあります。数年後には、きっと昔の優れた進学校としての名誉を回復できるのではないか、という期待が出来てきました。出身校がよい学校になっていくことは、卒業生としての誇りが高くなることでもあり、評議員というお役目を通して、少しでも日本学園の将来に貢献できる喜びを味わいながら学校を後にしました。きっとよくなっていきます。そう信じています。


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11月27日、札幌在住のジャーナリストで、『ガンの呪縛を解く』の著者である稲田芳弘さんの講演会が渋谷で開かれました。主催はテンプルビューティフルの光田菜穂子さんでした。
10日ほど前からすでに満員の盛況だったそうです。光田さんからの依頼で、最初の15分間で、ガンの自然治癒にまつわる稲田さんのご紹介をさせていただきました。


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稲田さんのお話は、「ガストン・ネサンをたずねて」というテーマでした。萩原優先生を団長にカナダに行かれた報告を中心にお話しくださいました。

ガストン・ネサンは、ソマチッドの発見者であり、ソマチッドが体内で活動しやすい環境をつくればガンは自然治癒することを発表したのですが、カナダの医師会はネサン博士の業績を医師でないという理由から迫害し、裁判にかけて葬ろうともしたのです。
最終的には10人の援助者人たちが証言台に立ち、無罪にはなりましたが、そのような経緯から、いまだにこの素晴らしい発見は世の中に認められていません。
稲田さんは千島学説があったからこそ、自分のガンが治ったことを例に出しながら、たくさんのスライドを用いて、ネサン博士の講習会で教わったソマチッドの重要性を説かれました。

萩原優先生はイーハトーヴ・クリニックの院長として、自然治癒を高めてがんが治るように患者さんたちに治療をしている医師です。イーハトーヴは宮沢賢治が始めて用いた、理想郷を意味する名称です。がんの自然治癒を助けるおこなう医師、そしてガンを自然治癒させようとする患者の動きが、ますます表に現れて来たと私は見ています。私がガンになってから24年が経というとしている今、これまでの自分史をちょっぴり振り返ってみる機会でもありました。

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終了した後、楽しい食事を皆でしました。


11月29日、朝日カルチャーセンター立川で、『愛と自然治癒〜がんが消えた』と題して講演をしました。立川で講演をするのは今回が初めてでした。会場いっぱいの人で、私も燃えました。

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講演終了後、参加者の皆さんがサインを求める列が、一時間以上も続いてしまいました。
来年の春には、朝日カルチャーセンター立川で、フィンドホーンについてのお話をすることができそうです。私も今から楽しみです。

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立川を後にして、国立にあるヒーリング・ショップ月船(つきのふね)を訪れました。
月船が原宿から移って、初めての講演をさせていただいた場所でもあり、オーナーの森下一彦さんと久しぶりにお会いしました。月船が以前にもまして、さらによい商品を店頭に並べていたのを感じました。早速、私の会社で作った、ドロシー・マクレーンさんのDVD話をしましたら、直ちにお店に置いて下さることになりました。このところ、ドロシー・マクレーンさんのDVDがあちこちのルートで流れていくようになってきました。内容が深いからでしょうね。それにしても、ありがたいことです。


11月は、本当によく動きました。各地でたくさんの人たちにお会いすることができました。それは、多くの方が癒しを必要としているからなのでしょうか。

12月には、初冬の女神山でのワークショップ。朝日カルチャーセンター新宿での意識の超越理論(魂の意識)、に続いて、名古屋のウェラー・ザン・ウェルの大会があります。

また、2009年1月には、フィンドホーンから長老のイアンとロージー・ターンブルのご夫妻が、渡辺雅子さんのコーディネーションで日本にやってきます。詳細は下記をクリックしてください。
http://blog.livedoor.jp/orangedaria/archives/65103080.html
私も東京の集いには顔をださせていただきます。
どこかで、またお会いしましょう。


(署名)愛 心