2007年11月 寺山心一翁 月の言葉 | 寺山心一翁のガン治しの方法は、ガンに愛を送ること、意識を高めること。

寺山心一翁 月の言葉

寺山心一翁 月の言葉

2007年11月の言葉 「「自然界のエンジェルと語ろう」が好評です」

2007年11月の言葉

ドロシー・マクレーンさんの講演会のDVDを一生懸命努力してつくった甲斐があったことの実感に浸っている毎日が続いています。


11月に入ってから、たくさんの人たちにドロシーさんの映像を通してフィンドホーンのスピリットが届けられています。
講演会のDVD完成をメルマガで紹介してくだった、山川紘矢・亜希子さんご夫妻の力もあり、多くの人がDVDに興味を寄せてくださっています。
講演会に来ることが出来なかった人からは、ドロシーの画像と声に接することの嬉しさをお知らせいただき、また、講演会を聴きにくださった方にも多数購入していただいき、嬉しい感想をいただいております。
その場では感じなかったことも、改めて映像を見て日本語の字幕を読むと、さらに深く腑に落ちたといってくださる人もおりました。DVDの後半には特典映像が4項目ありますが、その中の『7分でわかるフィンドホーン入門』は、フィンドホーンを訪れた人たちにとっても、画像とともに、とても懐かしかったと言ってきてくださった人もおります。
今までの努力が実った後の反応を、今、胸に感じながら、毎日注文に応じております。

2007年11月の言葉

11月4日、科学技術館で開催された、弦楽器フェアの最終日に行くことができました。スイスのチューリッヒから、楽器を持って参加されたアンドレア・ボッツィーニさんに5年ぶりにお会いできました。私が現在使っている楽器を紹介してくれた方です。会場内には、たくさんのチェロが展示されており、私は朝から夕方まで、楽器を試奏させてもらいました。


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会場でチェリストの倉田澄子さんにお会いでき、お互いに健康であることを喜び合いました。 倉田さんは、教え子が購入するチェロを演奏して、選んだ楽器が本人に合っているかどうかを確認するために会場に来ていたのです。私もその楽器を弾いてみたとき、なかなかすばらしいと思っていたので、倉田さんはさすがだと思いました。


1986年春、私が25年ぶりにチェロの練習を再開したばかりの時のことでした。昔の仲間たちとの演奏会で、私が長谷川博子さんの伴奏でカザルスの「鳥の歌」を弾いたとき、倉田さんが聴きに来てくれていて、私の演奏がとてもすばらしかったと言ってくれたひとことが、どれだけ嬉しかったかわかりません。倉田さんには、私のガンが治り始めることに大きな勇気をもらった思い出がります。

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11月9日、早稲田大学電気工学科の同期会が開かれ、二十数人の参加がありました。最初に、この1年にガンで世を去った5人の人たちに対する黙祷で始まりました。皆ガンでこの世を去ったということを聞くたびに、胸が痛みました。


2007年11月の言葉

最後に肩を組みながら、校歌『都の西北』を歌いましたが、懐かしさでいっぱいでした。また来年も会おうと言って別れましたが、来年までにまた誰かがガンでこの世を去るのだと思うと、ガンになった人たちに手を差し伸べたほうが良いのかどうか、同期生であるために遠慮もあって、つらい気持ちで会場を後にしました。


会をまとめてくれるアンフェリオンの小泉宗孝さんに感謝します。

2007年11月の言葉

11月11日、長男の娘二人の七五三のお参りに、近くの大宮八幡宮に行きました。女の子が5歳、7歳という節目に、このようなお祓いをすることの重要性を感じました。
お祓いをしている神主も、祓う仕事は大変なのだろうと思い、神主にも癒しが必要なのだと思いました。


2007年11月の言葉

11月12日、次男に新しい子供が生まれました。
文(あや)と命名しました。私たちの孫は6人がすべて女の子です。名前をつけるにあたっては、私がいろいろと相談に乗りました。健やかに育っていくことを願っています。出産5時間後の写真です。


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11月13日、朝日カルチャーセンターで、意識の超越理論の第3講義『魂の意識について』の講義をしました。 精神の意識がわかり、その次の魂の意識に入るにあたって、日本のお寺の鐘の音や、モーツァルトのアベ・ベルム・コルプスを演奏して、人々が更に深い意識を感じやすいように工夫をしてみました。

魂の意識のレベルになると、わかってくれる人と、全然わからない人との差が出てきて、意識について教えることの困難さと、講義では伝えきれないことがあることのもどかしさを感じました。私のおこなっている体験学習に参加して、この魂の意識をはっきりと体験してもらえたらいいなと感じました。特に「インテリ」と呼ばれている人たちの感じ方が低いように思いました。


11月15日に、琵琶湖のほとりの大津市に行きました。元ガンの患者で完治した、佐々木智恵美さんが、私を招いてくださったワークショップのためです。参加者はガンの患者さんがほとんどで、私の大きな役目は、その人たちの心を開いていくことでした。

16日、17日一泊2日のワークショップでした。参加者がほんのちょっとの気づきから心を開きはじめ、自分のことを何の心配もなく語ることができるようになると、ガンになる前は、いかにつらい毎日を送っていたのかが感じられて、この人たちの意識を、幸福な状態に高め、自分がガンをつくり、治していくのも自分だということを感じてもらうようにするのが、私の役目だと思いました。

2007年11月の言葉 2007年11月の言葉

11月17日朝、日の出の一時間前に宿舎を出発しました。空は快晴で、明けの明星である金星が真っ暗な空に光り輝いている中を、唐崎神社へと歩いていきました。神社に着き、琵琶湖の対岸に日の出が見えるところまで歩き、琵琶湖を挟んで遠くの低い山々から太陽が上がってくるまで、かなりの長い時間を待ちました。新鮮な空気の中で、小鳥たちが鳴き、湖畔に浮かぶ鴨たちも、すでに楽しい鳴き声を上げていました。
太陽が出始めると、皆の興奮と緊張は、光の上昇とともに歓声に変わっていきました。こんなにすばらしい日の出を見たのは、久しぶりでした。日の出を見た後、皆は満足したのでしょう。神社にお参りした後は、三々五々戻って朝食をいただきました。
この日の出の太陽を見ただけで、皆の気持ちは晴れ晴れとして、変容が起こり始めていました。

午後の終了近くなり、全員がこの2日間のシェアをしました。一人が感動の涙を流すと、その感動が伝染していくようです。別れのときも長い間ハグが続きました。
コーディネートしてくれた佐々木智恵美さんも、うれしさで感動していました。

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2007年11月の言葉

11月18日朝食の後、宿舎から比叡山の方角を見たとき、大きな虹がすぐ目の前から立ち上がっているのが見えました。非常に感動しました。ワークショップの完了を祝ってくれたのだと思いました。

ワークショップの後は、講演のために京都に向かいました。


講演では、パワーポイントを使わず、チェロだけで皆さんに語りかけをしていきました。がんで苦しむ人たちとその家族で、京都の街中にある会議室をつかった小さな会場はいっぱいでした。その中に、私の話を聞いてガンが治っていく人たちがたくさんいることを願いながら、話を進めてみました。

終了して、東京に戻る新幹線の中で、たくさんのお世話になった人たちの顔が浮かびました。また来年お会いしましょうと言った言葉が忘れられません。

2007年11月の言葉

11月20日、筆禅会の展覧会が、銀座の鳩居堂で開催されました。今年の5月にこの世を去られた寺山旦中さんの書「悠遠」が、堂々として、輝いて見えました。その脇にあった山岡鉄舟の書が、旦中さんの業績を見守っているようでした。
旦中さんの遺芳展が、来年1月23日から29日まで、松屋銀座で開催されるという情報をいただきました。私もまた駆けつけたいと思っています。


2007年11月の言葉

11月21日、母校日本学園の評議員会が開催されました。谷川平夫校長の努力で、日本学園に集まってくる学生の質が、少しずつ良くなっていく過程にあるという報告を受けました。私は、落ちた名声を高めることのいかに難しいかを感じながら、予算の審議に加わりました。きっと学園が更に良くなっていくでしょう。


2007年11月の言葉

11月23日、日本建築医学協会が発足して1年を迎えシンポジウムが開催されました。この日にあわせ、同協会が編纂した新しい書籍、『環境が心を作り 心が健康をつくる 〜統合医療としての建築医学〜』も出版されました。会場には大勢の人が集まりました。

特に今回は、アンドルー・ワイル博士がアメリカからビデオでメッセージを送ってくれました。ワイル博士は『環境が心を作り 心が健康をつくる 〜統合医療としての建築医学〜』の中にも「統合医学と健康的な環境」というテーマで寄稿してくれています。


このシンポジウムのタイトルは、「時代はトクホ住宅へと動いている!」というものです。理事長の松永修岳さんは講演の中で、国土交通省が2007年7月18日に発足した「健康維持増進住宅研究委員会」の内容に触れ、健康を維持していくための建築をいかにするべきかを、国が取り上げようとしていることについて話しをしました。かつて日本に在ったような、日本の気候風土に合った建築に腰をすえて取り組もうとしているのを感じました。政府にとっても、医療費の削減の一翼として、日本建築医学協会のはたす役割の重大さを感じました。

来年は、4月27日にシンポジウムが開催されるとのことです。それまでの間に、様々な研究会が開催されていきますので、興味ある人は、ホームページにアクセスしてみてください。

11月26日夕方6時から、日本ウェラー・ザン・ウェル学会の理事長・副理事長の電話会議が行われました。多忙な人たちが集う会議が、電話の前に座るだけでできるこの方法は、今後の学会の発展に大きな役目をしていくでしょう。当日、昇幹夫副理事長は、講演で奄美大島に行っており、遠方から携帯電話でこの会議に参加してくださいました。今後の会の大きな発展も、このような電話会議に助けられ進んでいくと思うと嬉しくなります。

2007年11月の言葉

11月28日、朝日カルチャーセンターで行われた、牛島正人さんの「誰もが輝きだすボイストレーニング」公開講座に参加をしました。第2チャクラを活性化して緩めると、第5チャクラが緩み、声が自然に出てくるという方法を基本に置きながら、世の中の森羅万象の法則を語り、ギターを片手に歌ってくれる牛島さんのこのワークは、絶品だと私は思いました。時には奥さんの牛島央子さんのピアノ伴奏が静かに入り、私たちの声をさらに出やすくしてくれる場面もありました。次回も参加します。


同日28日夜、龍村修さんの教えるヨガ教室に参加をしました。3日目です。回を追うごとに、内容を深め真理を説きながら講義を進め、かつ実技で示す龍村修さんのヨガ指導に、私はすっかりはまってしまった感じです。終わった後に体がほぐれている嬉しさはなんともいえません。あまり体を動かす機会もない私にとって、体が輝きだす大切なひと時です。

2007年11月の言葉

11月29日、<女神山ライフセンターで11月30日から始まる愛と癒しのワークショップの準備のため、女神山ライフセンターに向かいました。

女神山は既に初冬で、木の葉の木々が落ちているためか、いつも感じる欝蒼とした森の女神山とは、印象ががらり変わっていて、太陽が地面に十分届いているという感じさえしました。
標高750mのこの地は冬の寒さがおとずれ、きりりとしまった心地よい感じがしていました。


今回の参加者はガンの人たちが多く、また、直前になって体調を崩して参加できない人たちが発生したために、人数的には定員を割ってしまいましたが、参加者一人ひとりにとって内容的にとても濃いワークショップとなりました。
チャクラを開くことで、太陽と自然のエネルギーを体の中に入れると、喜びいっぱいになってしまうことも体験できたようです。

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帰りには「また来たい」とハグをしながら別れを惜しみました。皆さんのガンが完治することを祈るばかりです。

10月末に完成したドロシー・マクレーンの講演会のDVDが、人々の手に渡りはじめ、感動した人たちの声が続々と届いています。ドロシーの語る言葉の一語一語に、真理が語られているということなのでしょう。
2008年1月7日がドロシーの88歳の誕生日です。フィンドホーンでは、ユニバーサルホールで誕生日を祝う会が計画中とのことです。ドロシーの更なる精進と健康を、日本にいる私達も一緒にお祝いしたいと思っています。


(署名)愛 心